下地探し【スタッフブログ 工事部:岡田】
こんにちは。工事部の岡田です。
父の日に娘からウイスキーとおつまみのプレゼントをもらいました。
今まで父の日なんて気にしたこと無かったのですが、今年は父の日がありがたく感じました。
さて話は変わりますが、お引渡し前によく壁に物を取り付けたいと相談を受けることがございます。
その場合、下地(柱や間柱)がある所に取り付ける様にご説明をさせて頂いております。
ですが仕上がってしまうと壁の中は見ることができないので、どこに下地(柱や間柱)があるの?ってなりますよね。そんなときの為に便利なグッズで下地の場所を確認(探し出すことが)出来る道具がございます。
それが写真①です。
写真①
この道具はお引渡しグッズにも入っており、その名も『下地探しどこ太』と言います。
今回は下地探しの方法を写真でご説明させて頂こうと思います。
早速ですが、石膏ボードを貼る前の壁の中の様子が写真②です。
写真②
写真左側に10.5㎝×3㎝の間柱と写真右側に10.5㎝×10.5㎝の柱が有ります。
間柱と柱の間は空間になってます。
間柱と柱の間だと下地が無いので、壁にビスで固定するにはボードアンカーなどを使用しないと固定ができません。
因みにこの写真は斜め上から下に向かって撮影をしております。
写真➂
それでは下地探しを使って下地の確認をしてみたいと思います。
写真➂は柱に下地探しを刺した時の様子です。
針が見える様に石膏ボードの上で下地探しの実演をしております。
柱で針が止まるので下地探しが途中で止まります。
これが下地がある状態です。
写真④
次に写真④で下地の無い所で下地探しを刺してみました。
これが下地の無い状態です。
この写真も針が見える様に石膏ボードの上で下地探しを実演しております。
写真⑤
写真⑤では石膏ボードの上から下地探しを刺してみました。
石膏ボードは柔らかいので、抵抗なく針が刺さります。
針は石膏ボードを貫通して柱がある所で止まります。(途中で止まります。)
この状態なら下地が有り、ここならビスで壁に固定することができます。
因みに、石膏ボードは1.3㎝位の厚みがあるのでビスの長さは3.5㎝以上をお勧めします。
写真⑥
写真⑥では下地の無い場所で下地探しを刺してます。
針が全部刺さっているのが分かると思います。
この状態だと下地が無いので壁にビスで固定することが出来ません。
以上のように下地探しの使い方のご説明をさせて頂きました。
この機会に是非ご活用いただければと思います。
ただし、下地探しは針で刺して調べるので針を為抜いた後針穴が残ります。
壁紙の種類にもよりますが、針穴が目立つものと目立たないものがございます。
白色の壁紙ならコークボンドという補修材がございますので、気になるようであれば
針穴に充填していただくとかなり目立たなくなりますのでお試しを頂ければと思います。
今回は下地探しの使い方についてご説明をさせて頂きました。
それではコロナ終息を願いつつ、
皆様もコロナ感染には十分お気を付け下さい。