こんにちは。設計部の上林です。

暑い日が続いていますね。日常生活を取り戻した感のあるこの頃ですが、不用不急の外出は控えてしまいたくなる程の暑さですね。

そんな最中ではありますが先日、
東京国立近代美術館で開催中の企画展『ガウディとサグラダファミリア展』に行ってきました。

今年に入って初めての美術館訪問にワクワクして、いつもよりだいぶ早く起床してしまいました。

以前は暇を見つけては美術館に訪れていましたが、子供中心の生活となっている昨今では、なかなか足を延ばすことが出来ないものになりました。

この企画展は、ガウディ学生時代の課題の展示から始まり、ガウディ建築最大の特徴である有機的な造形を生み出すまでのアプローチ方法、そしてサグラダファミリアの沿革や建物細部ディテールの解説等、とても見応えのあるものでした。建築にご興味がある方にはぜひお勧めしたいです。

私自身、十数年前に単身バルセロナを訪れたことがあるのですが、当時のサグラダファミリアは広範囲に足場が設置されていて、工事現場感が凄かった事を覚えています。

それでも他では経験した事のない荘厳さを感じた記憶があります。

当時は完成までにあと50〜60年程要するとも言われていて、完成した姿を観ることは出来ないものと思っていましたが、最新の予測では2026年にシンボルとなる塔が完成する予定との事で、逆に工事中の姿が見られるのはあと数年となってしまうのかもしれませんね。

鑑賞後は余韻に浸りながら美術館併設の三國シェフのレストランでランチを頂きました。

一品一品とても丁寧に作られている印象でしたが、デザートに頂いたピスタチオのプリンの美味しさにびっくり。

美術館のついでのつもりが、北の丸公園の緑に包まれた中での食事に、どちらがメインの目的なのかわからなくなる程でした。

この日はゆっくりととても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

これでしばらく日常を頑張れそうです♪