パリのお話【スタッフブログ 設計事務:鈴木】
みなさま、こんにちは。
ついこの間2024年が始まったと思っていたのに、もう一カ月が経ちましたね。
年々、時の経過が速く感じます。この感覚について大人同士ではよく話題になると思いますが、たまたま先日、中2の娘が何かで見たようで教えてくれたのですが、「人生の記憶の半分は、だいたい18歳までの記憶で作られている」と。私は思わず、確かにそんな感覚があるよ!と話したのですが、面白いと思い自分でも検索してみると、色々と出てきました。
19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネと甥の心理学者ピエール・ジャネの著書において紹介された法則で、ジャネーの法則というものがあり、“生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する”というもの。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1だが、5歳の人間にとって5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ジャネーの法則
また、20歳から80歳くらいまでの年月は、0歳から20歳の体感時間と同じで、人は20歳になると主観的、体感的には人生の半分の時間を過ごしてしまったことになるのだとか。
これだけ見ても、思わず「ほう、ほう なるほど。わかる気がする!」と思い、漠然としたあの感覚には心理的裏付けがあったのだなと納得してしまった半面、大人になってからの人生の方が断然長いというのに、、、と一抹の寂しさがあるのも正直なところです。
さて、フランスの哲学者の話が出たので、そのフランス繋がりで、、、
題名のお話ですが、去年パリに行ってきました。夏の旅行でしたが、私のブログの番が来たタイミングで書こう思っていたら年も変わった1月になってしまいました。真冬に真夏の話題、ご容赦くださいませ。
今回の旅行では、パリのみに滞在し有名な観光地を周りました。写真を紹介させて頂きますが、近景はよく目にするかと思いますので、私が感動したモンパルナスタワーの上からの景色の写真をいくつか紹介させて頂きます。
左写真はエッフェル塔、右写真の中央には凱旋門が見えます。
左写真中央より下、観覧車の横の横に長い建物はルーブル美術館で、モンマルトルの丘の上に見えるのがサクレクール寺院です。右写真は火事で焼失後再建工事中のノートルダム寺院です。
左写真中央を走る道路がシャンゼリゼ通りです。右写真はアパルトマンの様子です。
パリの広さは世田谷区2つ分と言われていますので、東京よりもずっと小さい都市です。タワーの中を360°周ると名所がほとんど一望できました。高い所から見るとまた違った見え方になりました。
そして今回行った中で、良かった場所はフォンダシオン・ルイ・ヴィトン(美術館)です。
ルイ・ヴィトンのカバンがたくさん展示されている訳でなく、ルイヴィトン財団の持っている美術館なのですが、この美術館は建物がとても特徴的でかっこよかったです。
ブローニュの森(パリ)の中にありますが、重厚な建物の美術館が多いパリで、数少ない現代建築の美術館でした。
ご旅行が趣味の方もいらっしゃると思いますが、皆様がされたご旅行のお話もぜひうかがってみたいなと思っています。
長い文章になってしまいましたが、お付き合いを頂きありがとうございました。
また次回のブログまで失礼いたします。