観る経験【スタッフブログ 広報・事務:藤田】
毎日暑いですね。。。
皆様熱中症には本当に気を付けましょうね。。。
ブログの記事を考えていたら、今年のGWもとても暑かったのを思い出しました。
そんな少し前のGWのお話になってしまいますが、今回はGWに色々な博物館に行き、とにかく見ることに特化したお休みのお話です。
行ったのは3つ
・佐倉市にある『国立歴史民俗博物館』
千葉県佐倉市の佐倉城趾にある、日本の歴史、民俗学、考古学を総合的に研究・展示する歴史博物館です。
巨大な模型も細かく作られていてその時代の生活が良くわかる展示が興味深かったです。
色鮮やかな屏風に感動。昔の顔料はどんなものなんだろう、こんな発色の良いものを使えていたのだろうかなど考えてしまいましたが、きれいな配色に見惚れました。そして前々回の東京オリンピックのポスター。躍動感溢れるポスターが素敵で思わず画像を撮ってしまいました。
・上野にある『国立科学博物館』
久々に上野の科学博物館。
展示が多すぎてすべては回れませんでしたが、一部でも十分楽しめました。
子どもたちが動物や恐竜が好きなのでその展示スペースをじっくりと満喫してきました!
・小金井市にある『江戸東京たてもの園』
こちらの場所は、弊社の設計スタッフに教えてもらい行ってきました。
もともと古い建物が好きで学生の時や働いてからもちょくちょく古い洋館を観に行ったりしていました。
なのでここに行くのもすごく楽しみでした。
こちらの施設は、失われていく江戸・東京の歴史的な建物を移築、復元し、保存・展示をしているそうです。
豪商の邸宅や、歴史的事件が起こった家、建築家の家、農家の家、銭湯やお店などさまざまな古い建物を観られる、または実際に家に上がることができる建物もありました。
窓からの景色は当時のものではないものの、素敵な景観でした。窓も窓枠もすべて木製で、本当に自然と調和するなと改めて実感しました。
そしてわたしのお目当てだった建物 建築家 前川國男の自邸!!!
何が凄いかなどは、建築家ではないので、ここがすごい!!!と細かな所はちゃんと理解できていないのですが、リビングが吹き抜けていて、天井まで窓があり本当に開放感のある空間でした。面積はそこまで広くないのですが、とにかく開放感を凄く感じられる空間でした。
建築家は自身が設計した建物に合う家具までデザインしてしまいますが、ここもそうだったのかなと思わせる、置いてあるもののすべてが調和された空間でした。建具が本当に素晴らしかったです。。。
ずっとリビングに居たくなるような空間でした。
そんなこんなで、建物をじっくり見ていると一日があっという間に経ってしまうところですが、子どもたちもちゃんと楽しめるところです。こちらの施設は大きな公園の中にあります。また、連休中だったので、こどもの日にちなんだイベントもあり、沢山楽しめました!
特に子供たちが気に入っていたのは、大工さんのお仕事体験です。
昔の道具《墨つぼ》を使った墨だしを体験させてもらったり、のこぎりで垂木を切ったり、鉋掛けやくぎ打ち+抜きをしました。本人も満足だったようで、今でも鉋を掛けた後の木くずを家で大事に保管しています。
観る経験も良いですが、やはり実体験は深く刻みこまれますね。
今夏休みに合わせたイベントも行っているようですので、ご興味のある方は行ってみてくださいね!
それでは、皆様楽しい夏をお過ごしください。ではまた。。。