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2024.11.15

船橋ケイバ【スタッフブログ 営業:吉野】

櫓
吉野 顕
吉野 顕
スタッフブログ

すっかり空も色素が薄くなり、澄んで、雲が遠く感じられるようになってきました。天高く馬肥ゆる秋というやつでしょうか。
朝晩はしっかり涼しく、たまに寒い日もあって、さすがにビーサンもそろそろ限界を感じてきた今日この頃といいたいところですが、あっという間に秋は通りすぎようとしているのか、冬の気配がほのかに感じられるようになってきました。
皆様体調くずされていませんでしょうか?

先日、天高く馬肥ゆる秋ということで、初めての競馬を体験してきました。弊社の最寄り駅は京成本線の「船橋競馬場駅」なのですが、名前のとおりすぐそばに「船橋競馬場」があります。ほんの歩いて5分くらいの距離なのに、これまで足を踏み入れたことがありませんでした。

以前よりずっとその考えはあったのですが、なかなかタイミングなく、というか行動に移さずにいた“船橋競馬場で競馬をする”を同僚たちと実行してきました。

「船橋ケイバ」は毎月レースが組まれているようで、開催日によって多少の違いはありますが、主に14時くらいからレースが始まり、最終レースが21時前におこなわれているとのことなので、私たちは終業後の19時くらいから最終レースまでの3レースを楽しんできました。

競馬場に足を踏み入れると牧場の匂いにつつまれ、きれいに整備されたエントランスが迎えてくれます。イメージしていたのは喧噪に包まれたまさに鉄火場のような雰囲気だったのですが、意外と言ったら失礼ですがかなりクリーンでした。

それもそのはず、今年の4月にあたらしく観覧スタンドが落成し、来年には全面リニューアルオープンを控えているとのことでした。

船橋ケイバ公式サイト▷ https://www.f-keiba.com/guide/

クラフトビールや韓国料理、ホットドッグやポテトなどのキッチンカーが並び、照明に照らされた馬場は幻想的な雰囲気です。来場されている方々は、若いカップルもいれば、熟年の夫婦とみられる二人。私たちのように仕事帰りに連れ立ってきているようなグループもいれば、一人孤高の佇まいで耳にペンを挟み、マークシートの束を手にオッズ画面と競馬新聞に目を走らせ熟考しているストロングスタイルの年配男性など、年齢も性別も様々な方がおられました。

肝心の馬券はマークシートに記入をしたら馬券購入機に入れ、お金を投入すれば馬券が出てくるので、簡単に購入することができます。ただし、1着の馬を当てるだけならともかく、複勝、馬連単、3連複などの買い方がざっと9種類くらいあって、初心者にはなにがなんだかわかりません。

私はよくわからないまま大穴(倍率が高い馬券)狙いで購入したので1ミリも当たらなかったのですが、選んだ馬が上位争いをしていると走り終わった競争馬のようにハァハァ息を荒くして興奮してしまいます。

当たるに越したことはないのですが、仮に馬券を買っていなくても十何頭の馬が一斉に走っているのを見るのは迫力があり壮観で、土を蹴る音も、躍動する馬体の美しさもTVなどで見るのとは全然違うものでした。大きな動物がものすごいスピードで動く様というのは無条件で圧倒されます。

観戦スタイルも様々で、屋外スタンドでビール片手にキッチンカーで買ったものを食べてばかりいるグループ(私たち含む)、馬場すぐ近くで立ち見の方。屋内のモニター前から動かずにいる方(オールド&ストロングスタイルに多い)など思い思いのスタイルです。

なかでも端の方にある芝生スペースで子供遊ばせながらみている家族がいて、競馬場のイメージにある意味そぐわない光景に最初は戸惑いましたが、天気の良い昼下がり、ビール片手に芝生に寝転びながら時折馬の走る姿に目をやりつつ過ごし、帰りにららぽーとで買い物がてら夕食すまして家路につくという休日の過ごし方もなかなかよいのではないでしょうか。

こんなに近くにあるのにこれまで行かなかった船橋競馬場。行ってみたら適度に刺激的で、思っていたより健全かつクリーンで。ビールも飲めて、食事もできる一日居られる楽しいところでした。

折角会社の近くにあるのだから、会社が競走馬の馬主になるのもなんだか楽しげです。もしそうなったら社内で社名にちなんだ名前を募ったりするのも盛り上がりそうです。

たとえばシンプルに【ヤグラ】あるいは【スズケンヤグラ】、または土地にちなんで【ヤグラフナバシ】、【ヤグラミヤモト】、変わったところで【ココロカラクフウ】、でも今一番しっくりくるのは【ヤグラドーン】でしょうか。そんな空想も含めて楽しいイベントでした。是非、皆様も一度はいかがでしょうか。