現場監督のイチオシ!施工ポイント vol.3 ~素材を活かす納まり~
こんにちは。建築工房 櫓の広報 藤田です。
櫓には、すてきなアイデアをもっている設計士が多く在籍しています。
そんな当社自慢の設計士が引いた図面を形にしていくのが現場監督です。経験豊富な監督たちに、これまで施工したお気に入りの施工ポイントを教えてもらいました!
今回答えてくれたのは、現場監督の中村 和典です。
中村のスタッフ紹介はこちら https://kenchiku-yagura.com/staff/post-285/
■この納まりがすごい!という施工を教えてください
弊社でもよく紹介される物件ですが、キッチンが一段下がっております。
こちらはダイニングカウンターとキッチンの笠木を同じ高さで仕上げるという意図になります。
ただ下げているだけでは…?なんて思われるかと思いますが、キッチンの天端の高さ、キッチンの横幅、床の下がり部分の框(かまち)材の厚みなどを考慮すると、すべて把握していないときれいに納まらないのです。
■これまでに設計した、便利な/面白い/楽しい 設計を教えてください
階段の内側の壁内に照明を埋め込み、隙間をなるべく空けないように詰めて納めました。
■個人的に好きな素材や建材はありますか?
木材を化粧材で使用しているのが好きで、木の温かみを見て触って感じとれるのが魅力的です。
しかし、どんな素材も納まりがよくないと仕上がりが変わってきます。
タイルもカットせずに割りつけを考えているつくりも、いい納まりだと感じます。
細部にもこだわって、納まりのよい建物をお客様へ提供できるよう努力していきたいです。
———ありがとうございました!
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次回のイチオシ!施工ポイントもお楽しみに。