工事部ブログ「アンテナ工事のおはなし」
皆様こんにちは、工事部の岡田です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
昔はこんなに暑くなかったよなーと思いながら過ごしておりますが、皆様はこの猛暑いかがお過ごしでしょうか。9月に入りもう少ししたら秋らしい過ごしやすい気候になるのでしょうか…🍁
さて今回の工事ブログは、テレビの視聴に必要な「アンテナ工事」を紹介しようと思います!
弊社で行っているアンテナ工事は大きく分けて2つ。
【有線で視聴する方法】と【テレビアンテナを設置して視聴する方法】があります。
有線で視聴する場合は、アンテナを設置する必要は無いのですが視聴するのに月額費用がかかります。
テレビアンテナを設置して視聴する方法は、取り付ける場所の電波強度やご希望にあわせて条件に合わせてアンテナを選んでいきます。アンテナ工事費用が必要になりますが、地上波では特に費用が掛からずに視聴することできます。
(※NHK、BS、CS視聴には別途費用が発生します。)
また、アンテナも近年ではスタイリッシュで家の景観を崩さないデザインアンテナがあるので昔の魚の骨の様な形の八木式アンテナを見かけることはかなり減ってきましたね。
弊社のアンテナ線の工事はご希望の設置方法がない場合は、【有線で視聴する方法】で工事をしています。
有線で視聴する方法では、《ケーブルテレビに加入する》・《光回線を導入する》の2つの方法があります。
どちらも外観に影響がないことや電話、インターネットとまとめて契約できるメリットがある反面、ケーブルテレビは地域によって加入できる事業者・会社が決まっているためサービスが限定されていることや光回線は対応していない地域・エリアもありますので事前に確認が必要です。
⇧上記の写真がアンテナの配線です。
S-5C-FBと表記されています。
こちらのケーブルはアルミ箔で完全に覆われているため、高周波でのしゃへい性がとても優れているのが特徴で、鮮明な画像が安定して得られます。
まず、アンテナのケーブルは建物の外から建物の内部へ引き込み、ユニットバスの上に一度配線します。そこに分配器を設置して各お部屋へアンテナ線を配線しています。
⇧こちらの写真が分配器です。
INは外部から引き込んできたケーブルでOUTが各部屋に配線しているケーブルです。
各お部屋で視聴する際、画像が荒れてしまうといった場合はブースター(電波の増幅器)を設置できるように分配器付近に電源コンセントも設置してあります。
⇧こちらの写真はブースター用の電源です。
お風呂場の天井点検口を覗いていただくと、このような配線器具をご確認いただけます。
なお、こちらの写真の物件はユニットバスの上が屋根なので吹付断熱をしておりますがユニットバスの上がお部屋の場合は吹付断熱は無い状態です。(※物件によって分配器の配置状況などに違いあります)
⇧こちらの写真は見覚えがありますね!各お部屋にあるアンテナの接続口です。右側の丸い差し込み口で中央に小さい穴があります。
⇧こちらの写真は壁が出来る前の配線状況です。
一番右側がアンテナの配線で左側は電源コンセントの配線です。配線の様子を見る機会はあまりないですよね。
配線を組む際は電話配線を利用して視聴する場合に対応できるように、室内側の電話口からユニットバス天井まで空配管もしくは5CFBケーブルの実線配線をしています。
簡単にご説明をするとこの絵のように配線をしております。赤い点線が電話配線用の空配管です。
緑の点線は室内側の電話ジャック付近から空配管もしくは5CFBケーブルで、ユニットバス天井付近まで配線しています。
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簡単ではありますが、アンテナ工事の配線の説明させて頂きました。
完成してしまうとお家の内側の工事は見えません。説明するとこんな風になっているんだ!と驚かれるお客様も多いです。工事をする上で疑問に思うこと、メリットやデメリットなど気になることは担当の設計士や監督にお気軽にお問合せください!
ここまでブログをお読みいただきありがとうございます。次回の工事部ブログもよろしくお願いします!