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2023.11.24

「モデルハウスのこだわり 余暇を愉しむ家 -Ⅱ型キッチンのリゾートハウス-」

櫓
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オープンハウス

こんにちは。

建築工房櫓の設計 藤田です。

戸建ての注文住宅をメインに担当しています。

私は新卒で設計に配属されて以来、戸建ての注文住宅を設計してきましたが、櫓では建売モデルの設計も担当させて頂くことがあります。

普通のいわゆる建売住宅と呼ばれる家とは少し違った、住宅展示場にある常設のモデルハウスとも違う、、、

櫓の建売モデルハウスには、こんな特徴があります。

◎期間限定の展示とすることで、その時のトレンドを入れる事ができる

◎建売住宅として、展示のあとはお住まい頂く前提のつくり

→住宅展示場とは違い、リアルサイズで住みやすさもしっかり考えた間取り。

デザインの良さは勿論ですが、櫓の居心地の良さ、住みやすさ、雰囲気に至るまで、櫓の家づくりを体感頂ける仕掛けが満載です!

そして、明日11/25(土)より、新たに《芝山モデルハウス》が公開されます。私が設計・コーディネート・外構計画までトータルで担当させて頂きましたので、こだわりポイントをお伝えさせていただきます。

【外観のこだわり】

今回は、寄棟屋根の、軒がとても深い外観です。

和の雰囲気もまとった、櫓では少し珍しい外観かもしれません。

私は軒の深い家がとても好きなのですが、敷地のギリギリまで建物を寄せてしまうと軒を出せなかったり、バランスとして縦長の建物になってしまうと綺麗に見えなかったり、、意外と軒の深い家をつくるというのは難しいです。

芝山モデルハウスでは、

*敷地にゆとりがあり、外観となる建物の巾が確保できる

*周辺の建物、街並みとの調和を図る

こういった敷地条件のもと、寄棟屋根の軒が深い外観としています。

外観の和モダンな雰囲気に調和するよう、シンボルツリーには3mの大きなイロハモミジを選定しました。

(いろはにほへと、一枚の葉先が7つに分かれているからイロハモミジと言うそうです)

ちょうど紅葉の時期の展示になりますので、真っ赤に紅葉したモミジをご覧いただけるかもしれません。

【土地を生かすこだわり】

櫓の建売モデルは、その土地を最大限に生かすような間取りが多くなっていますが、今回はゆとりのある敷地を生かした半平屋の計画です。

道路条件や車によっては平屋も可能な敷地の大きさですが、

*北側道路で、車を2台置きたい

*南側が(西、東も)隣家に囲われていて、1階リビングの明るさを確保するために南側にスペースを確保したい

以上の理由から、1階でなるべく完結する間取りを意識しつつ、2階は2部屋のみという半平屋の計画にしています。

3辺を家に囲まれた敷地で、通風と採光、プライバシーを確保するために、今回は西側隣地の南側の緑を借景に、リビング前は大きな屋外デッキを確保。

南側隣家の窓等が気にならないよう敷地内に新たに緑を植えることで、建物に囲まれた敷地でもお隣が気になりにくい、くつろぎの空間を演出しています。

【間取りのこだわり】

"家事は手伝うものでなく、家族みんなで協力するもの"

今回の最大のテーマは、休日にダラダラ、好きなことができる家です。(キャッチコピーとしては格好良くないのでボツにしました笑)

休みの日、平日に溜めた家事をまとめて片付ける、、、のではなく、日々の家事を家族みんなで協力して取り組んでいくことで、休日は思いっきりくつろいで過ごしてもらうご提案です。

1,家事ラク動線・収納

*キッチン⇔ランドリー⇔WICを回遊できる動線

 ・お料理の合間で洗濯が可能に!

 ・干す・乾燥させる→たたむ・しまうの動作がラクラク!ランドリーポール+乾太くん設置で、洗濯効率が抜群にアップ!

*玄関からファミクロへの動線

 ・帰ってきたら手を洗って、ファミクロに上着をかけ、荷物を置いてからリビングへ

→普段使いのモノの定位置が決まり、LDKが散らからずスッキリ!

*玄関からリビングを通らずキッチン・冷蔵庫へ行ける動線

 ・重い荷物を最短経路で運ぶことが可能!

 ・冷蔵庫は隠して、ごちゃごちゃしていても生活感を出さずにスッキリ!

2, Ⅱ型キッチン

お子様のお手伝い率№1のキッチンレイアウトである、セパレートのⅡ型キッチンをLDKの中心に配置しました。

コンロは壁を向いていることで油はねの心配もなく、コンロとシンクが分かれていて夫婦でも分担してお料理がしやすいです!

シンク側にはお子様もお手伝いしやすい広々とした作業スペースもあり、シンク下にゴミ箱を入れられるのも家事ラクポイントです♪

忙しい朝は対面カウンターで朝食も良いですね。

3,ダイニング横のデスク

デスクって、ダイニングがあるのに必要なの?と思われる方もいるかもしれません。

一番のメリットは、ご飯の時に片付けなくても良いことです!ご飯のあともすぐに続きから勉強したり、仕事をしたりすることができます。

壁を向いているので、より集中しやすい環境ができますし、お料理しながらお子様の勉強を見守れる位置というのもポイントです♪

4,くつろぎの居場所

くつろぎのための仕掛けが沢山あるので、ご紹介します。

*大きなFIX窓際のヌック

実はヌックの奥には小さな本棚を隠していて、ヌックに腰掛けてリラックスしながら漫画を読んでゴロゴロできます。ダイニングテーブルをヌックに寄せて、ベンチ代わりにすることも可能です♪

*リビング続きのウッドデッキ

L字のLDKのくぼみにデッキを配置することでより空間が広く見え、庭木も贅沢なくつろぎ空間を演出しています。晴れの日には、屋外デッキでランチも良いですね。

【インテリアコーディネートのこだわり】

今回はリゾートのようなインテリアがテーマです!余暇をとにかくゆったりと、好きなことをして思い思いにくつろいでほしい、、という思いが込められています。

◎リゾートテイストの空間は1F LDKと玄関手洗い、トイレ、寝室まで。

◎水まわり・ファミクロの裏動線、2Fのお部屋等はお金をかけず、動線と機能性を優先してなるべくシンプルに。

キッチンハウスの家具のようなキッチンをメインに、魅せたい所に重きを置いたメリハリのある空間にしています。

芝山モデルでは、個性的な色柄も取り入れてコーディネートの主役にしています。個性的な色柄にチャレンジできるのも、リゾートインテリアならではですね。

◎色のトーン、ベースカラーを揃えること

床のブラックウォルナット(今回は少しくすみ系)+薄めのブラウン・グレージュ系カラー

◎ポイントの色・柄は同じ空間に1種類に抑えること

トイレ、寝室それぞれに柄物クロスを1面、洗面ボウルにアクセントカラー

このように意識していただくと、個性的な色柄も浮かずに取り入れやすくなります。インテリアの参考にしてくださいね♪アクセントカラーを入れる位置のくふうでも個性を出すことができます◎LDKのアクセントクロスの使い方にも注目して頂けると嬉しいです!

その他にも、ここで書ききれなかったこだわりポイントが沢山あります。

芝山モデルにて、櫓の家づくりをぜひご体感ください♪