工事部ブログ「内装の大切な仕上げ工事、クロス工事」
いつも建築工房櫓のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の工事部ブログは、クオンが担当させていただきます!
もう11月となりましたが、気温は一向に下がらず本当に11月なのか分からない日が続いていますね!
最近はインフルエンザが流行っているそうですので、皆様体調管理に気をつけてくださいませ。
さて、今回は「クロス工事」の主な仕事内容についてご紹介します。
クロス工事とは、壁や天井などにクロス(壁紙)を貼る工事のことです。 共同住宅や一戸建てなどの新築工事での貼り付け、汚れや黄ばみなどによる貼り替えなど、様々な場面でクロス工事が行われています。クロス工事は内装工事の仕上げ工事であり、内装の雰囲気を左右するので、とても大切な工事の一種です。
クロス工事のフローは大きく3段階で説明できます。
1.パテかい
パテかいとは、石膏ボードをクロスが貼れるように平滑な下地にする作業です。
石膏ボードのジョイントやボードビス部分にパテを塗って下処理をします。
パテが乾燥したら研磨紙等を用いて削り、段差を解消してクロスを貼れる状態にします。天気によりますが、数日〜1週間ほど乾燥させることが多いです。
2.クロス貼り
パテかいが終わったらクロスを貼ります。
現場監督が仕様書を確認してアクセントクロスを貼る面にクロス品番を書くので、それを確認しながらアクセントクロスや一般クロスを貼っていきます。まず天井からクロスを貼りつけます。クロスの裏面に専用の機械を用いて糊付けを行い、石膏ボードにしっかり密着させます。
この時、入隅や出隅、クロスの継ぎ目の処理や巾木・家具に絡むところは特に注意しながらクロスを貼っていきます。
3.完了
建具枠・巾木などに付いているパテや糊を拭いて掃除をして終わりです。掃除をしっかりしないと時間が経ったら建具枠や巾木に付いていた糊が乾いて浮いてきます。また、地震などの振動で建物が揺れた後にクロスの継ぎ目に隙間があく場合がありますので、コークボンドで隙間を埋めて綺麗に処理します。
以上クロス工事の紹介でした。
クロス工事で建物の印象が大分変ります。
アクセントクロスの選定や場所を決める際は、ぜひお客様のセンスを爆発させて、お気に入りの空間を作ってくださいね!それでは、今回はクオンが担当致しました。