工事部ブログ「社内検査」
いつも建築工房櫓のブログをご覧頂きありがとうございます。
今回の工事部ブログは江連が担当させて頂きます。
さて、今回は「社内検査」についてご紹介させて頂きます。
「社内検査」とは建物内の工事が完了したタイミングで、現場監督・設計・コーディネーターと検査をすることです。図面通りに建物は施工されているか、クロスの張り分けはあっているかなど、もちろん施工中に現場監督で図面通りに施工されているか確認しておりますが、最終的な仕上がりを複数のスタッフで確認をします。
今回はその中の検査する内容をいくつか紹介します。
1つめは「傷や汚れ」のチェックになります。
建築工事中は傷がなるべくつかないよう
フロアや建具に養生をしておりますが傷がついてしまうことがあります。
小さな傷はリペア屋さんで補修ができますが、傷の具合によっては交換対応が必要になることがあります。
2つめは「ライフライン」のチェックになります。
ライフラインとは電気・ガス・水道のことをいい、生活をするうえで絶対に欠かせません。
各ライフラインの引込工事は完了しているか、各設備の水は正常に出るか・水漏れしていないか
電気ではすべてのライトやスイッチが正常に作動するか・照明の位置は合っているかなど細かく確認をします。
3つめは「仕様確認」のチェックになります。
仕様確認のチェックタイミングは、設計時はもちろんですが各工事中でも都度チェックが入ります。仕様変更があることも多いので、設計・コーディネーター・監督で何度も確認を行います。
クロスの張り分けは図面通りかスイッチとライトの繋ぎ間違えがないか、各建具の色やデザインは図面通りになっているかなどを確認します。
チェックシートを活用し、漏れがないよう確認を進めています。確認事項は細かく項目がなされておりますが今回はここまでとさせて頂きます。
4つめは[品質管理]になります。
品質管理とは設計図や仕様書通りの品質を満たしているかの管理になります。
住宅には耐久性・可変性に優れた住宅、耐震性に優れた住宅、省エネ性に優れた住宅というように様々な特性があります。
建物に必要な強度や機能、外観やデザイン等といった品質を守る為、各作業工程で必要な品質基準を満たしているか細かく検査をしながら工事を進めます。
また、工事を進めていく中でよりお客様がより住みやすく素敵な建物をお引渡しできるよう常に工夫の気持ちをもって工事を進めていきます。
弊社では、関わるスタッフ一人ひとりがお客様の目線に立ってお打合せや工事を進めています。
社内検査でもお客様の目線に立ち細かな部分まで確認をしています。
社内検査・是正工事が完了した後に、お施主様に内覧をして頂くことになります。
完成したお家をお施主様ご家族へ初めてお見せする日、
お打ち合わせから長い期間を経て、図面上で見ていたお家が形となり喜んで頂けることがやりがいの一つです。
皆さまの家づくりがより良いものとなりますよう、精一杯お手伝いさせていただきます!