工事部ブログ 「給排水設備工事について」
こんにちは、櫓工事部の上林です。いつもブログをご覧くださりありがとうございます!
今回は「給排水設備工事」について書きたいと思います。
給排水設備工事とは何だろう?と思われる方も多いかと思います。木工事が建物の骨組みを作るものだとしたら、給排水工事は電気工事・ガス工事と共に建物に内臓を作り、血液を通わす作業だと言えます。
まず初めに、床下の配管工事を行います。基礎の鉄筋工事が終わり、ベースのコンクリートを打つ前に…
写真のようにトイレ、洗面、キッチン、お風呂など水回り機器が来る位置にスリーブを入れます。
コンクリートで動かないようにしっかりと結束線で固定します。そしてコンクリートも打設し基礎工事が完了すると・・・
床下の給排水配管を行います。グレーの太い塩ビ管が排水管、青く被覆された管が給水管、ピンクで被覆された管が給湯管になります。白く被覆された管はお風呂の追炊管です。
建物外部の配管工事をしています!
給水管は水道メーターに、排水管は敷地と道路の境界付近にある最終マスに接続します。
前面道路から敷地内に管が引き込まれてない場合は新規に引き込む工事が必要です。
上棟し木工事がある程度進むと、建物内の配管を行います。水回り機器が上階にある場合は給排水管を立ち上げます。下階の天井裏内に配管が勾配を確保しながら納まるよう、十分事前に配管ルートや梁の大きさを計算しておく必要があります。
水回り機器が付く箇所まで配管が完了しました。
木工事、クロス工事が終わったら器具付けになります。
水道局の検査に合格したら、メーターが付いて通水されます。配管から水漏れが無いか、排水が最終マスまで流れてきているか等水道業者と櫓工事部でダブルチェックを行っています。
駆け足気味の説明になってしまいましたが建物の綺麗な仕上がりの裏にはライフラインを支えるための血液となる配管が回っています。見えなくなってしまう部分だからこそ細心の注意を払いながら工事を行っています。
家づくりをするにあたっては検討段階、打ち合わせ段階、工事段階で分からない点が多々出てくることがあると思います。その際はお電話やメールで、お気軽にお問い合わせください。
それではまた、次回のブログでお話させてください!