設計部ブログ「我が家の主役はやっぱりキッチン」
こんにちは、今回のオフィシャルブログを担当させて頂くコーディネーターの高崎です。
戸建て住宅のコーディネートを担当しています。
最近、お施主様と仕様のお打合せをしていると、
内外装にこだわりたい!というご希望を持ったお施主様がとても多くなったように感じます。
昨年、一条工務店様が「自宅インテリアに関する意識調査」というアンケートを実施しているのですが、コロナ禍で在宅時間が増えた人のうち、なんと6割以上が自宅のインテリアにこだわる様になったという結果が出ています。
中でも注目なのは、「リビング」「ダイニング」「キッチン」が、こだわりランキングの上位を占めているという事!
私たちがお打合せの中でこう言った動きを感じるのも、納得のデータですね!
<上記:在宅時間が増えたことでインテリアにこだわるようになった人の割合>
(出典元URL掲載 https://www.ichijo.co.jp/research/interiordesign/ )
今回のオフィシャルブログでは、
≪お家づくりをする上でお家の主役になるキッチンの魅せ方について≫ 弊社の事例をいくつかご紹介しながらお話をしたいと思います。
◇対面I型キッチンで魅せる◇
最もベーシックな形状はI型キッチン。
I型キッチンには、対面型と壁付け型の2パターンがあるのですが、
櫓標準の形状は、腰壁を挟んでリビングやダイニングに向かう対面型になります。
キッチン本体としては一番コストパフォーマンス良いので、個性的な造作をしたい!という方にピッタリな形状です。
モールテックスというセメント系のモルタルに特殊な樹脂を加えた商材を使っています。
仕上がりはモルタルに似ていますが、若干艶がありカラーバリエーションも豊富な為、
ベージュの優しい素材感が活かされたデザインになっています。
【光庭を共有する家】HPの施工例ページはこちら▽
腰壁の作り方を工夫したことで、ペニンシュラキッチンのように見える造作になりました。
レンジフードと、アクセントクロスの色味をブラックに合わせることで、キッチンとしての一体感が生まれました。
対面I型は作り込み次第で可能性無限大です!
◇ペニンシュラキッチンで魅せる◇
ペニンシュラ(peninsula)とは、英語で「半島」という意味がありますので、
壁に接している対面式のキッチンを半島に見立てて、ペニンシュラキッチンと呼びます。
こだわりのある櫓のお施主様に選ばれることが多い形状のキッチンです!
櫓の施工例【LDKP】~中庭のひかり差し込む ジャパンディインテリアな暮らし~
グレーを基調とし、LDKの中央には存在感のあるブラックのキッチンを据えた事例です。
タイルや壁材にはニュートラルカラーであるグレーやグレージュを採用。
和の要素を持つ和紙の照明や無垢の家具を、ブラックのキッチンのある空間に使う事で、
和と北欧の要素をミックスしたジャパンディインテリアの雰囲気を作りました。
レッドシダーやブラックチェリーといった、赤みの強い樹種をふんだんに使ったミッドセンチュリーモダンな空間。
こちらの物件でも、キッチンがLDKの主役になるようペニンシュラキッチンを採用しました。
石目調グレーの面材を使ったキッチンは根強い人気があります。
キッチン本体と背面収納の面材を変えることで、良いアクセントになりました。
【見晴らしの家】HPの施工例ページはこちら▽
◇Ⅱ型キッチンで魅せる◇
シンクとコンロが2列に分かれた形のキッチンのことで、セパレートキッチンとも呼ばれています。
シンクの横とコンロの横にそれぞれ作業スペースがあるため、料理が効率的に出来るので、
複数人やお子様と一緒に調理をする際に便利な形状です。
キッチン本体には優しい石目のグレーを採用。
実は【見晴らしの家】のキッチンと同じ石目調グレーの面材を使っているのですが、
インテリアによって全く異なるテイストにすることが出来ることが分かります。
ナラ材の格子材、ブラックのタイルやアイテムをレイアウトして落ち着いた空間にすることで、
モダンなインテリアを使いつつ、どことなる[和]の気配を感じる空間に仕上げました。
【優艶な棲家】HPの施工例ページはこちら▽
ブラックウォルナットなどの濃い色の樹種を採用したこちらの物件。
主役となるキッチンの天板は大胆な大理石調を使う事で、ゴージャスな空間になりました。
広々と料理が出来るⅡ型キッチンLDKの中心にレイアウト。
家族全員が家事に参加しやすい間取りとなっています。
現在オープンハウス開催中!ご予約はこちら▽
沢山ご紹介をさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか??
ご紹介した物件以外にも、たくさんの事例が櫓のホームページには掲載されていますので、ぜひご覧ください!
◎他にもたくさんの施工事例を掲載中!建築工房 櫓の施工事例リンクはこちら
https://kenchiku-yagura.com/works/
こんな風にしたい!という希望がありましたら、どうぞお気軽に担当設計やコーディネーターへご相談下さいね!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
お打合せでお会いできることを、楽しみにしております。