インテリアコーディネーター直伝!失敗しない柄クロスの取り入れ方
こんにちは。建築工房 櫓の広報 藤田です。
せっかく注文住宅で家を建てるのなら、気に入った柄のクロスをマイホームに取り入れたいですよね。
「でも、この柄をここに使っていいのかな?」「全体から浮いちゃう気がする…」と不安に感じる方も多いはず。
今回は内装の雰囲気を壊さずに柄クロスを選ぶコツや、気に入った柄クロスを使用するコツを、プロのインテリアコーディネーターが伝授します!
■イメージをはっきりさせる
「自分の好きな空間はこれ!」
「こんな空間にしたい!」
というイメージを、自分の中でつくり上げることが重要です。
イメージに近い空間の画像を用意し、ブレがないか確認しながら選ぶことがおすすめ。一貫性が生まれ、内装の雰囲気を壊さずにイメージを整えることができるようになりますよ。
■柄クロスを使うときは「引き算」
まずは「本当にその柄が気に入っているか?」をしっかり自分に問いかけてみてください。中途半端に選んでしまうと、後悔することが多いです。
柄クロスは主張が強いので、採用が決まった場合はそのクロスを引き立たせることができるよう、引き算をすることが大切。
「その柄クロスが後から入ってくるインテリアに調和することができるのか?」
一歩引いて冷静に見ることも、失敗しない柄クロスの選び方ポイントのひとつです。
■色数をよくばらない
インテリアコーディネートのコツは、メインカラーから表現されるイメージとインテリアイメージを合わせることです。
例えば、「穏やか・上品・清潔感・明るさ」を表現したいのであればホワイトやグレー系の色。「鎮静・落ち着き・知性・睡眠促進」ならばブルー系、といったように、色には人に与えるイメージがあります。
ラグやソファーの張地なども含め、お部屋内の色数を3~4色以内に抑えるとまとまったインテリアになり、おしゃれで洗練された内観になりますよ。
■場所を選ぶ
ニッチ内やトイレの一面ならば、一見派手な柄クロスでも素敵なアクセントになります。また、色味にもよりますが、キッチン背面やキッチンの笠木などで使用するのも、可愛らしいイメージになるのでおすすめです。
もしコンセプトのあるお部屋などがあれば、自分好みの柄クロスを思い切って使ってみてください。LDKとはまた異なる、特別で大好きな空間になりますよ。
最新のトレンドにとらわれず、飽きのこない柄やカラーを使用することで、長く美しく保つことができると思います。
もちろん、櫓はプロのインテリアコーディネーターが在籍しておりますので、内装材選びのアドバイスをさせていただきます。
おひとりで悩まず、何でもご相談くださいね。