ピットリビングの魅力とは?
こんにちは。建築工房 櫓の広報 藤田です。
皆さんは「ピットリビング」ってご存知ですか?そう、フロアより1段下がったつくりのリビングです。
いまいちピンとこない方は、櫓の施工事例を見ていただけると一目瞭然ですので、まずはぜひご覧ください!
施工事例「ピットリビングの家 https://kenchiku-yagura.com/works/post-561/
施工事例「グレー×木の家 https://kenchiku-yagura.com/works/post-2037/
ご覧いただけたでしょうか。どちらもとてもすてきですよね!今回は、ピットリビングがなぜこんなに魅力的なのかを考えてみました。
■同じ空間にいながら、別のお部屋のような感覚
ピットリビングはLDKのフロアより少し下がったつくりになっています。そのため、天井が少し高くなります。この「少し」がポイントで、ソファーや絨毯の上に座ることで重心が低くなり、さらに空間を高く、広く感じるようになります。同じレベルのフロアに座るのとでは、感じ方が全然違うんですよ!
さらに、段差によってエリアがはっきりするのでほどよい“こもり感”があり、守られているように気持ちがホッとするのです。
同じ空間にいながら別のお部屋にいるような感覚になります。
■どこにでも居場所がある
段差があると座りやすいので、わざわざ椅子を用意しなくてもちょっと腰かけることができます。ソファーが空いていなくても座るところがあると、居場所が確保できて安心感がありますよね。
リビングに集っていても、座る場所が少し離れているだけで別のことがしやすく、家族がそれぞれの時間を刻みながら、空間を共有することができます。
また、ソファーがあってもつい床に座ってしまう…という日本人の方は多いと思いますが、ピットリビングだと床に座っていても見た目にも違和感がありません。
■デメリットは?
唯一のデメリットは「段差」です。お掃除ロボットがお掃除しにくい、バリアフリーではない…という点について、気になる方は要検討事項です。
また、フラットなつくりよりは、施工に手間がかかる分のコストがかかります。ただ前述したように、人が来た際に椅子をたくさん用意する必要がなく、気軽に座ってくつろいでもらえます。わざわざ用意しなくても常に「居場所がある」というメリットは、コスト以上だと思います。
ピットリビングにご興味のある方は、ぜひ櫓にお気軽にご相談くださいね。
皆さまのお問い合わせ心よりお待ちしております。