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2025.01.26

設計ブログ【主役ではないけれど大切な脇役たち】

櫓
関口 侑紀
関口 侑紀
設計ブログ

こんにちは。設計部の関口です。

今回は家づくりの主役ではないけれど、雰囲気づくりに大切な脇役たちを紹介しようと思います。

外壁や壁紙、床材など大きな面積で採用される素材でお家の雰囲気も大枠が決まってきますが、水切りや巾木など細かい部材にも気を配ると雰囲気がより良くなったりします。

 

【 土台水切り 】

土台水切りは外壁や基礎の通気を確保しつつ、雨が基礎の中に入らないようにする役割の部材です。

外回りの部材で外観の主役ではありませんが、必ず見えてくる部材なので色味等によってお家の雰囲気が左右されます。

特にモダンやホテルライクなお家がお好みの方は、厚みが薄い水切りを採用するとよりシャープでカッコイイ印象の外観が作れます!

 

【 玄関框 -げんかんかまち- 】

玄関框は、お家の外と中を区切る役割を持った部材です。

また、フローリングの端部を隠す役割もあります。

基本的にはフローリングと合わせた色味の素材を採用しますが、色味をフローリングとは変えたり、厚みを変えたり浮かせたりすることで印象がかなり変わります。

お家の中に入って最初に目にする場所になるので、お家の雰囲気と合わせて框も選びたいですね。

 

【 巾木 ‐はばき‐ 】

巾木は壁と床材の隙間を隠したり、お掃除などで壁が汚れてしまうのを防ぐ役割があります。

巾木も色味を壁紙と合わせたり木目カラーにしたりすることが多いですが、雰囲気によってはアルミ調にすることで印象が良くなります!

巾木の存在感を極力なくしたいとご要望頂く事も少しずつ増えてきたように感じます。

巾木用の部材ではありませんが、このような高さの低い部材を採用したことがあります。

壁の汚れには気を付けて、お家の雰囲気づくりに力を入れた選択ですね!

ホテルライクな雰囲気にすごく合う納まりだと思います。

今回紹介したものはほんの一部です。

お家づくりは間取り以外にもいろいろと決めることが多く大変ですが、是非楽しみながらお家づくりをして頂ければ幸いです。